10月は「乳がん啓発月間」です

毎年10月1日から31日は「乳がん月間」で、乳がんの早期発見・早期治療を啓発する「ピンクリボン運動」が行われています。

この運動は、アメリカで乳がんが原因で亡くなった家族が、同じ悲しみを繰り返さないよう願いを込めて作ったピンク色のリボンが起源と言われています。アメリカがん協会(ACS)などが10月を「乳がん早期発見強化月間」と定めた流れを受け、日本でも1994年以降、毎年10月を「乳がん月間」としています。

日本では、21世紀に入って最初の年の10月に乳がん患者支援団体が東京タワーをピンク色にライトアップしたことが、10月=ピンクリボン月間=乳がん検診月間となったきっかけと言われています。

乳がんは、女性の9人に1人がかかるとされており、40歳以上の年代に多く、40歳から50歳代の女性のがん死亡原因のトップです。しかし、早期発見・早期治療による10年後の生存率は90%以上とされています。40歳以上の方は、ぜひ定期的な受診をおすすめします。

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