市区町村のがん検診について

昭和57年度から、市区町村が主体となりがん検診を行っています。

当初は「胃がん検診」、「子宮頸がん検診」のみでしたが、その後、検診対象となるがんの種類が追加され、現在では「胃がん検診」「子宮頸がん検診」「肺がん検診」「乳がん検診」「大腸がん検診」の5種類が行われています。

がん検診の案内が市区町村から郵送されてくることもありますが、自分から情報を集めないと検診を受けられない事もあります。まずはお住まいの市区町村でがん検診がどのように行われているか、ご自身でチェックしてみてください。

各自治体のがん検診窓口はこちら

また、5種類のがん検診が実施される期間にはばらつきがあり、がん検診を受けられる日時が限定されていることも多く、一度にすべての検診が受けられない自治体もあります。何度も検診に訪れる必要があり面倒と感じてしまうかもしれませんが、毎回(肺がん・大腸がん検診は1年に1回、胃がん・子宮頸がん※・乳がん検診は2年に1回)、がん検診を受けてみてください。(※子宮頸がん「HPV検診単独法」は5年に1回)

がん検診を受けた方のうち、要精密検査となった方は、1.60~6.52%で、さらにその内1.01~4.70%の方からがんが発見さけています。 がん検診を受けていたからこそ、がんを発見することができました。検診未受診の方も「もしかすると」を心に、がん検診の受診をしてみてください。

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出典 「知っておきたいがん検診」 https://www.med.or.jp/forest/gankenshin/