HPVワクチンのキャッチアップ接種について

平素は健康保険組合事業に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

今般、「厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部予防接種課」より、下記の通り、「HPVワクチンの キャッチアップ接種」について、被保険者、被扶養者の対象者に対して、周知を図るとともに、接種に向けた勧奨依頼が届いておりますので、お知らせ致します。


予防接種行政について、御理解と御協力を賜り厚く御礼申し上げます。

ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(以下「HPVワクチン」という。)は、ヒトパピローマウイルス( HPVへの感染を防ぐことで、子宮頸がんの罹患を予防する効果があり、平成25年度から小学校6年~高校1年相当の女子に対して定期接種が実施されています。本ワクチンの定期接種については、平成25年から令和3年の間に、HPVワクチンの接種を個別にお勧めする取組 (積極的勧奨)が差し控えられており(※1)、この間に接種機会を逃した方(※2)に対し、従来の定期接種の対象年齢を超えて接種(以下「キャッチアップ接種」という。) の機会を提供しているところです。

このキャッチアップ接種の実施期間は、令和4年4月1日から令和7年3月31 日までの3年間としており、実施期間の終了まであと1年余りとなっていることから、キャッチアップ接種の対象者に対して、リーフレット等を用いた周知・広報を行っておりますが、一層の周知が必要であるため、別紙のリーフレット及びチラシを管下の保険者に周知頂き、 キャッチアップ接種の対象者への周知にご活用いただきますよう、お願いいたします。

(※1)接種後に生じうる多様な症状等について十分に情報提供できない状況にあったことから、積極的勧奨を一時的に差し控えていました。令和3年11月の審議会で、安全性について特段の懸念が認められないことがあらためて確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたことから、積極的勧奨を再開することになりました。

(※2)令和6年度においては平成9年度~平成19年度生まれ。

リーフレット